【モチーフ】ナジャ:生命と守護の象徴

2025年2月23日

ナジャ(Naja)— 生命と守護の象徴

ナジャ(Naja) は、ネイティブアメリカンのジュエリーや装飾品において、最も象徴的で神聖なモチーフの一つです。その形は 三日月のように湾曲したデザイン で、特に ナバホ族(Diné)のスクォッシュブロッサムネックレス(Squash Blossom Necklace) の中心に飾られることで広く知られています。


🔹 ナジャの起源と歴史

ナジャのルーツをたどると、その形は 紀元前のフェニキア文明 にさかのぼります。
フェニキア人は「三日月型のお守り」を身につけ、それが スペインのムーア人(イスラム系の民族) に伝わり、やがて スペインの騎士たちの馬具の装飾 に取り入れられました。

紀元前のフェニキア文化 — 三日月型のお守りとして用いられる
スペインのムーア人が継承 — ヨーロッパで騎士の装飾に
スペインの探検家と共にアメリカ大陸へ — 16~17世紀にネイティブアメリカンの文化に影響
ナバホ族(Diné)が独自のシンボルとして発展ナジャを馬具やジュエリーに取り入れる


🔹 ナジャの意味とシンボリズム

ナバホ族や他のネイティブアメリカンの部族にとって、ナジャは 「生命」「豊穣」「守護」 の象徴とされています。

1. 子宮の象徴

ナジャのカーブした形は、女性の子宮を象徴し、生命の創造と繁栄を表す と考えられています。
このため、ナジャは 妊娠・出産の守護生命の誕生の祝福 に関連付けられています。

2. 馬と旅の守護

ナバホ族の祖先は、スペイン人が持ち込んだ馬とともに生活するようになりました。
ナジャは 馬具の装飾 として用いられ、「馬を災いから守る護符」として広まりました。

馬の額飾りとして使用され、悪霊から守る役割を持つ
旅の安全を祈るために、騎乗者や旅人が身につけることもあった

3. スピリチュアルなバランス

ナジャの形は、月の満ち欠けや太陽の動きを表す とも考えられています。
そのため、宇宙のエネルギーや自然界の調和を象徴し、心の平穏やエネルギーバランスを整える とも言われています。


🔹 スクォッシュブロッサムネックレスとナジャ

ナバホ族の代表的なジュエリーである スクォッシュブロッサムネックレス(Squash Blossom Necklace) において、ナジャは 中央のメインモチーフ として登場します。

スクォッシュ(かぼちゃの花)を模したシルバーの装飾
ネックレスのトップにナジャが配されるデザインが特徴
伝統的な正装や儀式の際に着用される

このネックレスは、ナバホ族のアイデンティティや誇りを表すジュエリー であり、特に重要な場面で身につけられます。


🔹 ナジャモチーフのジュエリー

ナジャは、ジュエリーとして以下のような形でデザインされています。

ネックレス(スクォッシュブロッサム) – 伝統的な装飾の代表格
ペンダント – 単体でナジャをデザインし、シンプルに楽しめる
リングやブレスレット – モダンなスタイルにアレンジされることも

特にターコイズやコーラルなどの天然石と組み合わせることで、より強いエネルギーを持つとされています。


🔹 ナジャを身につける意味

ナジャは、単なる装飾ではなく、身につける人に以下のような恩恵をもたらすとされています。

生命力の強化と繁栄
子宝や家庭の幸せを願う
旅の安全と守護
エネルギーバランスを整え、心の平穏をもたらす

特に、ナバホ族の女性が妊娠を望む際や、家族の健康を願う際にナジャのジュエリーを身につけることが多い です。


🔹 まとめ

ナジャはネイティブアメリカンの神聖なモチーフで、子宮や生命の創造を象徴
スペインを経由してネイティブアメリカンの文化に取り入れられた
馬の護符としても用いられ、旅の安全を守るお守りとされた
スクォッシュブロッサムネックレスの中心モチーフとしても知られる
生命の繁栄や家庭の幸福、スピリチュアルなバランスをもたらすとされる

ナジャのモチーフを身につけることで、生命のエネルギーを受け取り、心身の調和と守護を得ることができるでしょう。